Information Worker Solutions

階層型アドレス帳 for OWA

階層型アドレス帳 for OWAは、Microsoft Exchange Server上で利用できる、Outlook Web AccessまたはOutlook Web Appのアドレス帳機能を強化するツールです。

本ツールを使用することにより、あらかじめ決められた書式で記述された外部アドレス帳ファイル(XMLファイル)を読み込んで、組織階層をツリー表示し、任意の組織に属したユーザーを選択して、メールの宛先・CC・BCCに設定することができます。

Office365運用時にWebサーバをAzure Web Apps上でも使用可能となりました。

OWAに階層型アドレス帳をアドイン

OWAに対応する高機能アドレス帳拡張機能です。大量になりやすいアドレス情報を階層構造で整理し、見やすく表示。充実の検索機能で目的のアドレスを素早くピックアップでき、毎日のメール作成をスマートにします。

階層型アドレス帳 for OWA:アドレス帳を階層構造で整理し見やすく表示

クライアントのブラウザには導入不要

階層型アドレス帳 for OWAは、Exchange Serverの機能を拡張します。従ってクライアント側には何もインストールせず階層型アドレス帳が使えるようになります。

階層型アドレス帳 for OWA:システム構成図

アドレスの起動方法

OWAのメール作成画面でアプリ画面から表示したいアドレス帳をクリックすることでアドレス帳が起動されます。

階層型アドレス帳 for OWA:階層型アドレス帳の表示

その他の特長

  • 全文検索機能で、必要なメンバーを一発検索。
  • 電話番号(内線番号)を登録すれば、電話帳としても活用できる。
  • サーバー内のデータを閲覧するので、個人情報の保護に最適。
  • 表示順序などもサーバーから簡単メンテナンス(日本企業向き)。
  • 無制限に設定できるアドレス階層。
  • 複数の部門に所属する兼務者をぞれぞれの所属階層に表示。
  • 組織内での表示順序を自由に設定可能。
  • 電話番号・所属・役職など、自由な属性設定。
  • 役職名や所属など、すべての項目で検索可能。
  • 社内設置型の場合、WebサーバーはExchangeサーバと同居することも可能
  • Office365運用の場合、WebサーバーはAzure上のWeb Apps機能を利用して構成することも可能です。(OSの運用管理不要)

動作環境

動作環境
Exchange
  • Microsoft Exchange Server 2019
  • Microsoft Exchange Server 2016
  • Microsoft Exchange Server 2013 SP1以降
  • Microsoft Exchange Online
クライアントOS
  • Microsoft Windows 10
  • Microsoft Windows 8.1
ブラウザ
  • Microsoft Internet Explorer 11
  • Microsoft Edge
  • Google Chrome
  • いずれも日本語環境のみのサポートとなります。
  • 上記動作環境以外のブラウザ(Mozilla Firefox、Apple Safari)は原則サポートしておりません。